テストアカウント
広告テストアカウントは、テスト専用の広告アカウントタイプです。テストアカウントでは広告の配信も課金も行われないため、Amazon Adsのお客様はAPI機能のテストや練習に向けてAPIリクエストを実行できます。
テストアカウント作成APIで広告テストアカウントを準備することで、API機能のテストに使用できます。
このテストアカウント作成APIを使用するには、追加の権限スコープadvertising::test:create_account
が必要です。
- 設定手順については、テストアカウントの認可から始めてください。
サポートされていない機能
当社はできる限り多くの機能をテストアカウントで使用できるように努めていますが、一部の機能などが現在サポートされていません。
警告
スポンサーディスプレイ広告は現在、テストアカウントではサポートされていません。しかし、テストアカウントによるスポンサーディスプレイ広告のAPI操作がブロックされるわけではありません。これらの広告プロダクトに基づき作成されたキャンペーンがAmazonのお客様に配信されることで、広告関連料金が発生する可能性があります。
注
ロック画面広告、ポスト、ストアは現在サポートされていません。これらの機能は、テストアカウントでは利用できません。
サポートされないその他の機能
- パフォーマンスデータ: テストアカウントで作成したスポンサー広告はお客様には配信されません。そのため、テストアカウントで作成したキャンペーンに関するパフォーマンスデータは生成されません。これには、クリック数、インプレッション数、売上額、ACOS、広告費などのデータが含まれますが、これらに限定されません。
- インサイトAPI: 入力したオーディエンスと重複する上位オーディエンスを取得するために使用します。
- 著者様用のテストアカウントの場合、Amazonユーザーアカウント用にテストKDPアカウントが作成されます。このアカウント内の本棚では、書籍の手動作成はできません。テストアカウントの作成中に、テストキャンペーンで使用するためのテスト用の電子書籍が自動的に作成されます。
- 著者のテストアカウントは、次のマーケットプレイスでのみ作成が可能です。 米国、英国、スペイン、イタリア、フランス、ドイツ。
部分的にサポートされている機能
以下の機能およびAPIはテストアカウントで利用できますが、本番環境と同様の完全なサービスは提供されません。
- 請求: テストアカウントを使用して、請求書APIを呼び出すことができます。ただし、テスト広告は本番環境のお客様に配信されることはないので、請求書データは生成されません。
- ブランド指標: テストアカウントを使用して、ブランド指標レポートをリクエストのうえ取得できます。ただし、テストアカウントには売上データがないので、生成したレポートにデータは含まれません。
- レポート: テストアカウントを使用して、スポンサープロダクト広告レポートとスポンサーブランド広告レポートをリクエストのうえ取得できます。ただし、テストキャンペーンにはパフォーマンスデータがないので、生成したレポートにデータは含まれません。
- クリエイティブアセット: テストアカウントを使用して操作できるのは、IMAGEアセットのみです。現在、VIDEOアセットはテストアカウントではサポートされていません。