開発者ガイドの概要

Amazon Ads APIの概要

データプロバイダーAPIの追加設定手順

このドキュメントでは、データプロバイダーAPIで使用するアプリケーションのオンボーディングに必要な、追加の設定手順について説明します。

前提条件

データプロバイダーAPIの追加の設定手順に進む前に、すべてのAPIのアカウント設定手順がすべて完了していることを確認します。

追加の請求レポート設定手順

Amazon Adsでは毎月、データプロバイダーに請求レポートでオーディエンス使用状況を提供しています。請求レポートは通常、各月の11日に提供されます。これらのレポートは、承認済みのAWS Identity and Access Management(IAM)ユーザーまたは役割がアクセス権を持つ、Amazon S3バケットに配信されます。

前提条件

追加の請求レポートの設定手順を実施するには、事前にAWSアカウントを取得しておく必要があります。AWSアカウントをお持ちでない場合は、今すぐにAWSアカウントを新規作成してください。

請求アカウントは、1つ以上のAWS Identity Access Management(IAM)ユーザーまたは役割に紐づけられます。IAMの詳細については、IAMとはにてご確認ください。この資料を参照することで、ユーザーと役割の違いを理解できるほか、請求レポートへのアクセス管理において、役割ユーザー、またはその両方のいずれを使用すべきかの判断が可能となります。1つ以上のユーザーを作成する場合は、請求の設定を続行する前に、ユーザーの作成手順を完了する必要があります。1つ以上の役割を作成する場合は、請求の設定を続行する前に、役割の設定手順を完了する必要があります。

また、前述の追加のAPI設定手順の一環として、テクニカルサポートを受けるためにJIRAを使用するように招待されます。請求の設定を続ける前に、招待に記載の手順に従って、JIRAアカウントを作成しておく必要があります。以上の手順をまだ完了していない場合は、この時点で完了してください。

請求レポートの設定

前提条件で作成したIAM Amazonリソース名(ARN)をメモに残します。

次に、[アクセスをリクエスト-請求]請求レポートへのアクセスのリクエストというタイトルで、JIRAサポートチケットを作成します。サポートチケットの本文には、以下のように入力します。

データプロバイダーAPI(リンク:https://advertising.amazon.com/API/docs/en-us/guides/onboarding/data-provider-api)の開発者ユーザーとして、設定を完了しました。請求レポートへのアクセス権をリクエストします。

ARNで指定する、以下の承認済みのAWS IAM役割/ユーザーに対し、請求レポートへのアクセス権を付与してください。

<IAM Amazonリソース名の役割/ユーザーのARNをここに貼り付けてください>

JIRAチケットが処理されると、請求レポートへのアクセス手順が記載された確認メールが届きます。

次の手順

データプロバイダーAPIアカウントが作成された後、API呼び出しを行うことができます。開始するには、API認証トークンの作成方法を確認してください。