Amazon Adsスポンサーディスプレイ広告の動的セグメントの概要
スポンサーディスプレイ広告の「広告対象商品に類似」の商品ターゲティングは、動的セグメントのオプションです。このオプションでは、広告主が機械学習を活用して、人気がある他の類似商品や補完商品の商品詳細ページで、関連性の高いオーディエンスへのリーチを促進することが可能になります。
動的セグメントは、「similarProduct」
タイプのコンテキストターゲティング節を作成することにより、Amazon Ads APIで使用できます。
メリット
動的セグメントにより、広告主は広告掲載商品と類似する他の商品をターゲットにできます。類似商品ターゲティングで選択される商品は、広告対象商品に基づいており、リテールデータを利用して動的に生成されます。
動的セグメントは、クリックする可能性が最も高い、関連性の高いオーディエンスに広告主がリーチするのを支援し、広告対象商品にトラフィックを誘導するのに役立ちます。これらのセグメントを使用すると、広告主がキャンペーンをすばやく簡単に開始して、商品の検討を促すのに役立ちます。
パフォーマンス
2021年9月18日~2021年10月16日の間、29,000社の広告主を対象にしたパフォーマンスによると、動的セグメントを使用することで、特定の商品のみを選択した場合と比較して、インプレッション数が3.5倍向上し、ROASが20%向上し、ブランドの新規顧客による売上が15%増加しました。同様に、これらのセグメントでは、特定のカテゴリーのみを選択した場合よりも、平均してCTRが23%向上し、ROASが19%向上し、ブランドの新規顧客による売上が5%増加しました。
使用方法
Amazon Adsコンソールの「類似商品」ターゲティング
広告主がAmazon Adsコンソールで新しいキャンペーンを作成すると、「広告対象商品に類似」ターゲティングが自動的に追加されます。このターゲティングはオプションで削除できます。
Amazon Ads APIでのsimilarProduct
ターゲットの作成
Amazon Ads APIを使用してキャンペーンを作成する広告主の場合、動的セグメントを追加するには、「SimilarProduct」
タイプのターゲティング節を明示的に作成する必要があります。
POST /sd/targets HTTP/1.1
[{
"adGroupId": "{{adGroupId}}",
"state": "enabled",
"expressionType": "manual",
"bid": "2.00",
"expression": [
{
"type": "similarProduct",
}
]
}]
HTTP/1.1 207 Multi-Status
[{
"adId": "1234567892",
"code" : "SUCCESS"
}]
使用上の注意と推奨事項
利用可否
動的なターゲットは、米国、カナダ、英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、アラブ首長国連邦、日本、オーストラリア、オランダ、インド、メキシコのAmazon AdsコンソールとAPIで利用できます。
戦略
動的なターゲットは類似商品の商品詳細ページへの広告の表示を促進するので、「ページの訪問数に合わせた最適化」戦略に最も適していますが、「ビューアブルインプレッションに合わせた最適化」を使用している場合にもリーチを拡大するために使用できます。また、「コンバージョンに合わせた最適化」を使用している場合にも、類似商品をすでに評価している顧客のコンバージョンを促進するために使用できます。
他の商品ターゲティングでの活用
作成するコンテキストキャンペーンのターゲティング範囲を広げるために、動的セグメントを使用することをおすすめします。他の商品ターゲティング節と組み合わせて使用すると、ターゲットとする商品の明示的なリストには含まれていないものの、広告対象商品の代替商品または補完商品として閲覧または購入されることが多い商品のページに広告を表示するのに役立ちます。
キャンペーンターゲティングでの活用
動的セグメントをカテゴリーターゲティングと一緒に使用することもおすすめします。リテールカテゴリーとは異なり、動的セグメントは動的なターゲットであり、広告主が複数のリテールカテゴリーをまたいで類似商品をユーザーに訴求するのに役立つからです。これは、類似していても同じカテゴリーに属するとは限らない商品もターゲットにすることができるので、カテゴリーターゲティングとは異なります。
追加情報
キャンペーン、広告グループ、プロダクト広告、ターゲットの作成例については、開発者ガイドでコンテキストターゲティングを参照してください。
技術的な詳細については、スポンサーディスプレイ広告ターゲティング資料をご覧ください。