オートキャンペーンの使用方法
オートキャンペーンは、Amazonのオートターゲティング機能を使用して、関連性の高いキーワードとターゲティングエクスプレッションをスポンサープロダクト広告キャンペーンに割り当てます。スポンサープロダクト広告キャンペーンを初めて作成する場合は、オートキャンペーンを使用して、貴社の商品に最適なターゲティングを理解することから始めることをおすすめします。
ヒント
広告費をかけずに、スポンサープロダクト広告キャンペーンの作成フローを試してみたい場合は、テストアカウントを作成し、このチュートリアルでご利用ください。
始める前に
- Amazon Ads APIのオンボーディングおよび最初の設定プロセスを完了して、アクセストークンとプロファイルIDを取得しておきます。これらは、このチュートリアルで行うすべての呼び出しで必要になります。
- スポンサープロダクト広告キャンペーンの構造を理解します。
手順
ヒント
このチュートリアルに含まれる呼び出しはすべて、Amazon Ads APIのPostmanコレクションを使用して実行できます。
POST sp/campaignsエンドポイントを使用して、キャンペーンを作成します。オートキャンペーンを作成するには、必ず
targetingType
をauto
に設定してください。POST sp/adGroupsエンドポイントを使用して、広告グループを1件以上作成します。各広告グループに、似た特性(価格、カテゴリー、ジャンル)を持つ商品を1点以上含める必要があります。
POST sp/productAdsエンドポイントを使用して、各広告グループに1件以上のプロダクト広告を作成します。
(オプション)PUT sp/targetsエンドポイントを使用して、オートターゲティングを設定します。オートターゲティングを利用すると、広告を配信する商品との関連性に基づいて、ターゲティンググループの入札額を設定できます。ほぼ一致またはおおまか一致である検索用語や、対象商品の代替商品や補完商品の商品詳細ページに対し、異なる入札額を設定できます。オートターゲティングエクスプレッションを使用する場合は、各エクスプレッションに設定した入札額が、広告グループの入札額の初期値の代わりに使用されます。
注
PUT操作で使用するオートターゲティングエクスプレッションIDを取得するには、POST sp/targets/listを呼び出します。
(オプション)除外ターゲティングを設定します。除外キーワードターゲティングまたは除外商品ターゲティングを使用すると、特定の検索結果、ブランド、商品詳細ページに広告が表示されないようにすることができます。いずれのタイプの除外ターゲティングも、広告グループレベル(POST sp/negativeKeywordsおよびPOST sp/negativeTargets)およびキャンペーンレベル(POST sp/campaignNegativeKeywordsおよびPOST sp/campaignNegativeTargets)で使用できます。
有効なキャンペーン1件以上、広告グループ、プロダクト広告を作成すると、キャンペーンが完成し、実施できる状態になったとみなされます。キャンペーン開始日を今日に設定した場合は、すぐにキャンペーンの配信が始まります。
次の手順
- レポートをリクエストして、パフォーマンスデータを確認します。オートキャンペーンの場合は、検索ワードレポートを確認して、パフォーマンスの高いキーワードとASINを把握することをおすすめします。
- パフォーマンスデータを確認したら、パフォーマンスが最も高いターゲティングエクスプレッションやキーワードを使用してマニュアルキャンペーンを作成することを検討します。