テストアカウントの作成
Amazon Ads APIの/testAccounts
エンドポイントを使用すると、ユーザーは以下のことができるようになります。
POST
リクエストでテスト広告アカウントの作成をリクエストするGET
リクエストでアカウント作成ステータスを確認する。
認可ヘッダー
/TestAccounts
エンドポイントへのリクエストには、以下のヘッダーが必要です。
- Amazon-Advertising-API-ClientId: Login with AmazonのクライアントID。
- Authorization: テストアカウントの承認で説明されているように、Amazonユーザーアカウントの代わりにテストアカウントの作成を実行することについてのクライアントアプリケーションに対する許可を表すアクセストークン。先頭に文字列
Bearer
が付きます。
Amazon Ads APIの認可ヘッダーの詳細については、必要な認可ヘッダーをご覧ください。
テストアカウントの作成
新しいテストアカウントは、/testAccounts
に対するPOST
リクエストで作成できます。
JSONリクエストの本文には次の3つのパラメーターを指定します。
- countryCode: アカウントを作成するマーケットプレイスの2文字の国コード(次のいずれか): US、CA、MX、BR、UK、DE、FR、ES、IT、AE、SA、NL、SE、TR、PL、BE、EG、JP、AU、SG
- accountType:
VENDOR
またはAUTHOR
のいずれか。 - accountMetaData (オプション): 単一キー
vendorCode
を持つオブジェクト。この値がテストアカウントに適用されるベンダーコードです。
アカウントタイプ別のサポート対象マーケットプレイス
アカウントタイプ | サポート対象マーケットプレイス |
---|---|
取引会社 |
US、CA、BR、MX、JP、AU、SG、UK、IT、ES、FR、DE、AE、SA、NL、TR、PL、SE、EG、BE |
著者 |
US、UK、IT、ES、FR、DE |
ヒント:ベンダーコード
ベンダーコードとは、登録済みの取引会社様の5文字のコードのことです。ベンダーコードで作成されたテストアカウントは、リンクされた取引会社様の商品ASINとメタデータを使用して、テストキャンペーンを作成できます。
Amazon Adsコンソールでベンダーコードを確認する手順*(クリックして展開)*
- 登録済みのベンダーアカウントを使用してAmazon Adsコンソールにログインします。
- 「歯車」アイコンをクリックして、「管理」メニューにアクセスします。
- 「アクセスと設定」を選択します。
- 左側のメニューから、「出品用アカウント」を選択します。
- 右側の「アカウントの関連付け」で、「ベンダーセントラルのアカウント」の下に表示されているアカウントをクリックして展開します。
- 表示される5文字のコードがベンダーコードです。APIへのリクエストに含めるものを1つ選択してください。
JSONリクエスト本文の例
{
"countryCode": "US",
"accountMetaData": {
"vendorCode": "ABCDE"
},
"accountType": "VENDOR"
}
cURLを使用したリクエストの例
curl -X POST 'https://advertising-api.amazon.com/testAccounts' \
-H 'amazon-advertising-api-clientid: YOUR_LWA_CLIENT_ID' \
-H 'authorization: Bearer YOUR_ACCESS_TOKEN' \
-H 'content-type: application/json' \
-d '{"countryCode": "US","accountMetaData":{"vendorCode":"YOUR_VENDOR_CODE"},"accountType": "VENDOR"}'
注
登録済みのベンダーコードにアクセスできない場合は、
accountMetaData
キーを省略します。
注
各マーケットプレイスのAmazonユーザーアカウントに対して作成できる著者広告テストアカウントは1つだけです。
レスポンス
正常なレスポンスでは、コード200
と次の形式のJSON本文が返されます。
{ "requestId": "A7BCDGCEVXQ1CJJ4301V" }
次のセクションで説明しているように、requestId
を使用してステータス情報を取得できます。
エラーレスポンスについては、技術仕様をご覧ください。
アカウント作成リクエストのステータスの確認
/testAccounts
に対するGET
リクエストを使用して、作成ステータスと作成済みアカウントに関する詳細を取得できます。
正常に実行されたPOST
リクエストから取得したrequestId
をクエリパラメーターとして渡すことで、そのリクエストに関する詳細を取得することができます。requestId
パラメーターを指定せずにリクエストを実行すると、現在のクライアントIDと、認可を与えたユーザーアカウントによって作成されたすべてのテストアカウントのリストが返されます。
cURLを使用したリクエストの例
curl -X GET \
https://advertising-api.amazon.com/testAccounts?requestId=A7BCDGCEVXQ1CJJ4301V \
-H 'amazon-advertising-api-clientid: YOUR_LWA_CLIENT_ID' \
-H 'authorization: Bearer YOUR_ACCESS_TOKEN'
注
「A7BCDGCEVXQ1CJJ4301V」が、
requestId
の例です。アカウント作成リクエストに対するレスポンスで取得したrequestId
を使用して、リクエストのステータスを確認します。
レスポンス
requestID
クエリパラメーターを使用したリクエストの場合は、正常なレスポンスでコード200
と次の形式のJSON本文が返されます。
[
{
"countryCode": "US",
"asins": [],
"accountType": "VENDOR",
"id": "ENTITY012345678910",
"status": "COMPLETED"
}
]
ヒント:著者アカウント
上記の例は、ベンダーテストアカウント作成後のレスポンスを示しています。著者アカウントの場合、そのアカウントにリンクされたテスト電子書籍ASINも3つ作成されます。これらのASINは、このリクエストからのレスポンスの
ASIN
キーの下にリストされ、48時間後にテストキャンペーン作成に使用できるようになります。
レスポンススキーマとエラーレスポンスに関する詳細については、技術仕様をご覧ください。
ステータスがCOMPLETEDになったら、広告テストアカウントを使用する準備は完了です。
使用を開始するには、テストアカウントの使用をご覧ください。